普通と常識
こころの相談室 カウンセラー金矢英彦
「それは普通です。」
「それ常識でしょ。」
それが答え。だから終わり。
そう言われて、自分は普通なんだと安心したり、外れてるなら自分はみんなと違うんだと思ったり…
ありますよね。
また、
「みんながそう言ってる。」
「それは、あたり前。」と聞けば、自分もそう思わなきゃ…
これもありますね。
♡今回から、今の世の中と、普通や常識と言われることについて考えてみたいと思います。
今ではよく言われる会話で、
「それ、普通に好きです」とか、
「自分は普通に幸せです」ってありますよね。
この時の『普通』は、普通と言いながらも、肯定的ですから、けっこう良い、という感じですね。
●普通という言葉は、
広く通用する状態、いつでもどこでもあるようなありふれたものという意味です。
また、それが当たり前であることという意味もあります。
さらに、
「普通に美味しい」と言えば、とても美味しいとなり、
「普通に面白かった」と言えば、褒めるほどではないが期待以上だったとなる。これらも今では辞書に載っています!
「普通に悲しいです」とは、さすがに言いませんよね。
もう一つ、
『常識』
●客観的に見て当たり前と思われる行為、物事という意味で、社会通念とも言う。です。
また、一旦常識として受け入れられれば、それは異議を差し挟まれにくくなると載っています。
さらに、しばしば政治的価値を持つ、メディアを通じて変わることがあるとも載っていました!
どうですか?
けっこう納得しませんか?
普通のとらえや範囲は広がっているし、常識も変わる、変えられていくものなんです。
社会通念とありましたが、いつの?どんな時代の?ということもあるでしょうし、
今はどうなんだろう?ということへの意識は大事なんだと思います。
これから何回かにわたって、今の時代の普通と常識について考えてみたいと思います。
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