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風の時代 その5~生き方と働き方

こころの相談室 カウンセラー金矢英彦

「地の時代」のままの心や行動でいると、ほんとうに多くの人が、自分を抑え、生きづらさを抱えたままになります。
自分の価値が、他人から評価され続けることが多く、自分自身が他者評価に染まってしまうことが続いてしまいます。
そうなると、
自己評価(自分の評価は自分ですること)を大事にしなくなってしまう、おろそかになってしまう。
そして、
自分は変われないと思い込んでしまう。
それは、
自分を大事にしないことに繋がっているんです。

会社など組織では、もちろん、評価される側の人がほとんどです。
●こなした数や量、売り上げや出来高、昇進候補とか順番とかで評価される。
あとは自分の売り込み方が大事でしょうか。

職場の中でも、査定や報酬には関わらないけれど、社員など集団の中での評判のようなものもありますね。位置付けもありますね。
できる人とかやり手とか。その逆も。
信頼感やら存在感やら。その逆も。
わが部(課)のエース!とか。その逆とか。

さらに、いわゆる世間の評価ですね。
頼りになる、世話好き、金持ち、名士、御意見番、子煩悩、真面目、いい人、、
もちろん、逆も。

これらは、多くは、あてにならないです。うわさ。
でも、それにふさわしい関わりをされる。

大人だけの面倒な世界、、
いいえ、
学校でも大いにあるんです。
授業を見ても、普段からの様子が分かることが多いんです。
「あの子、先生が頼りにしてるなあ」
「あの子を指名する回数が多いなあ」
「手を挙げた子にしか当てないなあ」
「なんか、あの子はスルーされている」
困った時の○○ちゃん頼みなんだ、、
その逆も。

もっと酷いのは、
大人の世界の格付け(上下関係)みないなものが、子どもたちの発言やムードに出ている様子。
「あの子はああいう子だから」
ですね。
実際の場面では、その子は反抗や主張はせず黙っています。
怒りも悲しみも感じているけれど、
言い返せない。
うまく言えない。
多勢に無勢で逆らえない。
自分だってやってやる!と思っても、評判を打ち破る術がない。。。
下を向いて照れ笑いを浮かべる。。。
いかがですか?
(*大人の職場でも似たり寄ったりのことがあるはずです)
「こんな子」止まりと言われ続けたら、たまったものではありませんね。
そういうレッテルが一人一人に貼られているのなら、大いなる問題です。
教育の場が差別の場になってしまう。
本来、
子ども同士が、
「あんな面もあるしこんな面もある」
「こんなところは良い、すごい」と、多面的に見れないといけないのです。
そう育つようにするのが教育。
学級経営では、一人一人の成長を共有し、学級全体の成長を共に喜び合える機会を増やしていくことが大切です。
そして、
「自分はここにいていいんだ」
「安心だ」
「この学級が楽しい」と思えるようになる学級づくりが必要です。
逆になると、
「学校に行きたくない、、、」となりかねません。

大人の社会でも同じなんです。
大人はもう少し辛いですね。
「行きたくない」となっても、
稼がなければならない、家族に申し訳ない(犠牲感)、人目悪い、駄目な奴と思われたくない(他人軸)、、、
だから本来の自分らしさは出せない。我慢、我慢でストレスを溜める。悪くすると、心や身体に影響までしてしまう。

このように、我慢が心身によくない出発点なのです。

そんな我慢は当たり前だ、我慢できないことが問題だ!と、切り捨てる考えを『普通』だと強要してはならないと思います。

もう、それらを止めることにシフトしていきましょう。
子どもも大人も。
子どもについては、教育する側、育てる側の大人がシフトするのです。

●人間、他人からの圧がかかった指示や命令ばかりの中で、また、固定されたあいまいなレッテルの中で、主張どころか身動きがとれないほど、苦しく辛いものはありません。
♦実は、他人からの評価には、納得しにくいことが多いと思います。不満もです。でも、反論できないことは多々あるでしょう。

ただ、
♥自分をかなり分かってくれているところからの評価であったなら、納得いくことも多いし、結構安心できますよね。
納得できていたら、「次はこうしよう!」という、やる気や工夫に繋がるものですね。
ただし、
私は、一時的な気分転換や、1回のカウンセリングなどでは、子どもも大人も、自力で立ち直るのは難しいことを目の当たりにしてきました。
みなさんも、他人頼みの限界や危うさをお感じのこと、あったのではないでしょうか。

もう変わっていきましょう。
順々に。

風の時代を生きていくため、今までの変えるに変えられないものを改善・進化させていくのです。
みんなの生きやすさのために、です。
大事にする意識は、次の2つだと考えます。

1、苦しい本人、その人に関わる人それぞれが、
♥自分にオーケー⭕️を出すこと。
*本人と周り(家族や同僚)は繋がっていて連動するものです。
♡本人は、得手不得手やできること難しいこと、あるものや足りないものも含めた、今のままの自分にオーケーを出してよいのです。
♡周りの人も自分にオーケーを出すことです。周りの様子によって、本人もオーケーを出しやすくなるものです。家族関係では、より影響し合います。
*親が生き生きしていたら、子は必要以上に親を頼らず、自分を大事にするようになります。逆に、親が子どもに構いすぎたり圧をかけすぎたりすると、子は自分を後ろに置いて、はじめは従おうとします。でも、成長した頃から、親を恨むという出方で反抗していくことになるでしょう。

2、リーダーが、
♥本気で改革に舵を切ること。
*リーダーは、組織や集団の体制や仕組み、働き方や学びを変えられる人です。
企業では、役員など
学校では、管理職
学級では、担任
今力のある人達次第で、皆は変わります。

それによって、
♥個々が生き、尊重し合う、今以上のやりがいのある場になっていくでしょう。

心あるリーダーの方々、力のある方々が、
何に価値を見いだし、どう変わっていくのがふさわしいか、
今一度真剣に考え、
変えたくても変えられなかった(変えてこなかった)ことに
踏み込む。

部下職員は期待しているはずです。
子どもたちも、親御さんや先生方に期待しているはずです。
全員を生かす環境に整え直すことを大切にしてください。
みなさん一人一人も、今の自分でいい、だから自分らしさを出していいんだ❗️
そう変わっていきましょう❗️❗️
リーダーは皆が踏み出すきっかけをつくるのが役目です。

風の時代は、
出る、止める、やり直す、新しく始めるなど、自分にふさわしいことやしたいことにトライしていく時代です。
少しずつ、
みなさんの周りも変わってきているはずです。
その風を感じてください。
一歩踏み出しましょう。

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