『この人に聞く』まいぷれリーフレット特集
通称「満にら」愛され続ける変わらぬ味を守り続けます。
創業1960年 初代菅野榮達さんが戦時中に満州で口にしたスープを元に、帰国後アレンジし、作り上げた看板メニューの「満州にらラーメン」。
直伝の味を守り続ける三代目 店長の伊藤陽介さんにお話を伺いました。
小さい時からお店に馴染みがあったことや、ラーメンを作ってみたい!とか、何より、包丁をトントントンと素早い音を立てて早く切れるようになったらかっこいい!!!、と思ったのがラーメン屋で働く最初のきっかけでした。中学生からアルバイトをはじめ、最初はホールで接客中心。初代・榮達さんは自分にたくさんの事を教えてくれて、可愛がってくれた。それに応えるように、自分も積極的に質問し、学んでいった。
「いつか、俺がこの店をやる!」
他の職業に就くなんて考えもしなかったが、一度だけ違う所も経験してみようか・・・と考えたこともあったようです。しかし、
「俺にはやっぱラーメンだな!」
一心に志した道を突き進んでいきました。
夢を追い求める人たちに共通している、ブレない気持ちや直向きな思いが伝わってきました。
現在31歳。10年以上この店の厨房に立っています。
「もっとたくさんの人に満にらを知ってもらいたい。このラーメンをより多くの人々に食べてもらいたい。」
岩手のラーメンと言えば満にらと言われるようになりたい。三代目の陽介さんは自分が「満にら」を広める使命を感じている。それが初代榮達さんへの恩返しだと、熱く語ります。
壁に貼られた営業時間のお知らせに書いてある言葉。年中無休をもじっている。休みなく働き料理を作り続ける。営業時間と同じくらい、仕込みにも時間をかける。
麺にもこだわりがあるようです。
「2018年から自家製麺でやってます。麺に対するこだわりは、バランス。満にら全体の味に合わせているのと、オーダーからお客様に提供する速さが勝負だから、ゆで時間も短い。11:00~15:00と営業時間が短いので、回転数も大切になってくる。普通のラーメン屋さんが作るような製法ではなく、小麦から研究しました。 お客様からの早い!!という声。それが売りですからね(笑)」
仕込みの朝は早い。毎日5時半。若さとガッツがあるから、休みたいとも思わない。ただただ、満にらを楽しみに食べに来てくれるお客様の為に精魂込めるだけと笑顔で語る。
現在、仕入れから経理関係など、お店のことは全て任されている。長く勤めてくれているスタッフの皆さんへの感謝も忘れない。
「スタッフは12人です。仲が良くとてもチームワークがいいです。信頼できるスタッフがいるから今の自分がやれていると感じています。」
こんな質問を投げかけてみました!
Q:今後、多店舗展開などは?
「夢ですね。今のスタッフとならやれると思います!」
Q:新メニューなど企画はありますか?
「年明け早々に仕掛けます(笑)楽しみに待ってて下さい!」
看板メニューの満州にらラーメンは、辛味なしや辛味少しもできます。辛いのが苦手な方でも楽しめますよ!また、お土産用にお持ち帰りのセットも用意があります。全国発送もしておりますので、ご贈答にも喜ばれると思います。
お気軽にスタッフまでお声をかけてくださいね。
店 名 | 元祖満州にらラーメン さかえや本店 |
住 所 | 岩手県花巻市山の神1000-1 |
電話番号 | 0198-23-7775 |