生まれて初めて築く関係~愛着
こころの相談室 カウンセラー金矢英彦
人は、人との関係を築きながら成長していきます。その最初が母親との愛着関係(満たされる繋がり)です。
母親は、我が子を無条件の愛で包みます。
子どもは、そのまま受けとります。
そして、母への信頼と安心感をもちます。
1歳半頃までに、つまり、言葉でのコミニュケーションが始まる前に、心理的な信頼関係が育まれていくと言えます。これが、他者とのコミニュケーションの第一歩となります。この関係が、その後の自立心、人間関係、社会性の発達に繋がっていくと言われます。成長の土台となるわけですね。
ハイハイができるようになってくると、子どもは、世の中のことを知りたくて、経験したくて動き回り、触ったり口に入れたりといろんなことをし出します。「自分で確かめたい!」ということですね。
♡幼い子どもの成長
知らなかったこと、できなかったことができるようになる⇨喜びが得られる⇨冒険を広げていく
このような冒険心が強い時期に、母への信頼と安心が成り立つかどうかで、その後の子どもの心の成長に影響が及びます。
♥親に見守られている、認められている、つまり、オーケーが出ていることで、親を「安全なよりどころ」として感じられるのです。心理学用語で、子どもにとっての『安全基地』となるのです。この「親は子を見守り、子は安心を得られる」関係があれば、子は安心して親から離れ自由にしていられるのです。
♥大事なのは、やっていることを見守られ認められることを通して、「自分そのものが認められている」という感覚なのです。・・・つづく
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