錦町水天宮通りから、一関郵便局の裏側に向けて少し入ったところ。
一関で手打ち蕎麦なら、ここがおすすめと伺ったので『庵どう』さんにお邪魔しました。

店内は落ち着いた照明に純和風造り、カウンターと小上がりがあり、お一人でもグループでも寛げる素敵な空間です。

お店の方におすすめをお聞きしたところ、「かもせいろ」や「つけめんカレーざるそば」が人気とのことでした。
今回は「つけめんカレーざるそば」をいただきました。

『庵どう』さんは、店主が厳選したそばの実を自家製粉した手打ち蕎麦。
蕎麦の香りを楽しめつつ、コシツヤのある細めの蕎麦です。

程よいとろみのカレーつけ汁は麺によく絡み、蕎麦の香りとスパイシーなカレーの風味を堪能できます。ピリ辛のカレーの風味のあとに、後ひく旨みがあり、『庵どう』さんならではの秘密がありそう。大き目カットの長ネギ、肉厚の椎茸と鶏肉が入っており、つるっとした蕎麦とシャキシャキ、ほくほくと様々な食感が楽しめます。
身体が芯から温まる程よい辛さ、しばれるこれからの季節にお薦めの一品です。

食後にいただいたそば湯は、濃い蕎麦の優しい風味がおいしい一杯。
お店のメニューによると、そば湯は、ゆで湯ではなくそば粉を水で溶かしてひと煮たちさせた特製のそば湯とのこと。なるほど、そば湯まで、おもてなしのあたたかさを感じる『庵どう』さんでした。

次回は、人気の「かもせいろ」をいただきたいです♪

※ご紹介している内容は取材当時の情報となります。価格、メニュー内容、営業時間や定休日など、変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。（2018年9月）