『助八寿司』さんの平日限定ランチは、握り寿司とちらし寿司から選べます。

ちらし寿司も惹かれますが、今回は握り寿司でいただきました。

カウンター越しに、店主の素早い包丁さばきや、握りの手さばきを楽しみながらしばし待ちます。

現れた本日の平日ランチは、まぐろ、甘エビ、イカ、タコ、玉子、かんぴょう巻、海老あらのお吸い物に自家製のお漬物。この組み合わせで、648円税込です！すごいお得ですよね！

魚介は、都度石巻から鮮度の良いものを届けてもらっており、ミズダコは生きたまま仕入れて下拵えをされるそうです。柔らかい歯ごたえとタコの甘みを楽しめる握りです。
かんぴょうは栃木産。水洗いに塩もみ、下ゆで、味とりなかなか手間のかかる品。国産ならではの歯切れの良さに、やさしい甘さが美味しい一品です。
シャリは前沢産ササニシキ。粘りが少なくあっさりとした食味はお寿司にあいますね。
海老のだしが、ぎゅーっと詰まった旨みの濃い海老あらのお吸い物に、自家製のお漬物もうまい！白菜ときゅうり、にんじんのお漬物はにんにくと唐辛子の入ったピリ辛風味でいい塩梅です。

陸のとろ「前沢炙り牛のにぎり」を1個追加しました。
ランチと合わせて注文するお客様は多いそうです。
前沢牛で新しいメニューをと相談された先代が、考案した一品が「前沢牛のにぎり」。
現在は、生での提供ができなくなり、「前沢炙り牛のりぎり」に生まれ変わっております。
2代目嶋田店主から、「醤油ではなく、わさび塩でどうぞ、多目にかけても大丈夫」とアドバイスをいただきまいた。
さすがA5ランクの前沢牛！　牛のうまみが口の中でとろけます。旨みが強いから塩の方があう！　わさび香りが後味を整えてくれます。これは、何個でも頂けてしまう美味しさです！
使われている部位は、前沢牛の肩ロースの一部、一頭当たり5kgもとれないこだわりの部位だそうです。さすが元祖の握りは違います！

食材を地元や国産にこだわり、丁寧な仕事がひかる『助八寿司』さんのランチでした。

・平日限定ランチ（握り寿司、またはちらし寿司）　648円（税込）
　ランチメニューは、11：30～14：00まで
・前沢炙り牛のにぎり　1ヶ　432円（税込）

※ご紹介している内容は取材当時の情報となります。価格、メニュー内容、営業時間や定休日など、変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。（2018年3月）